しゃなりの箱庭。

アニソンアーティストの南 咲希が芸能活動・音楽・ひとり暮らし・貯蓄・断捨離など経験をもとに書いていくブログです。

冨田真由さん刺傷事件に関して思うこと。アイドルライブの危険性

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こんにちは。

芸能事務所に身を置いていたことのある南 咲希(@minamix_syanari)です。

 

生きていてよかった。

亡くなってしまってもおかしくなかった。

 

シンガーソングライターとして活動していた冨田真由さん。

彼女が殺されそうになった事件のニュースを見ることが増えた。

 

あれだけ残虐な仕打ちを受けていいはずがない。

いいはずがないのだが、事件を引き起こす要素は十分にあった。

 

わたしはかつて、彼女と似たような活動をしていた。

 

ライブを続けるにつれて、ひしひしと感じていたことがある。

今だから言える、ライブハウスで活動していた頃の話。

 

冨田真由さんとは

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2011年より、アイドルグループ「シークレットガールズ」の一員として活動。

仮面ライダーフォーゼ」に女優として出演したことがある。

事件当日はシンガーソングライターとして、ライブへの出演が予定されていた。

 

箱ライブの実情

地下のライブハウスを「ハコ」と呼んだりもする。

そこでライブ活動をする地下アイドルを、もう嫌というほどたくさん見てきた。

 

断言する。

あれは、志願しなくても誰でもなれる。

 

人気者になるためには努力が必要だが、出たいだけなら、出演料を払えば誰でも可能である。

告知だって、今はSNSで済ませられる。

 

わたしは事務所に所属していたので社長やスタッフさんから紹介してもらって出演していたが、あまりのレベルに驚いた。

 

「仲良し二人組でーす」のノリだけで結成された、歌詞も覚えてこないような、いかにも初心者レベルの女の子たちでさえ出演できるのだ。

 

冨田さんが出演していたのは、そういったライブハウスである。

冨田さん自身の実力とは無関係に、ハコとはそういう場所だ。

 

出演者それぞれのプロ意識とクオリティーに大きな違いがあるだけで、決してすごい場所ではない。

 

納得できるか

せっかく女優としてもテレビにも出たことのあるステータスを持っているのに、ハコにとどまっているのはもったいない。


冨田さんの事務所の方針がわからないし、彼女が納得していたのかも知るすべはない。

 

わたしは毎回、マネージャーかスタッフと行動していた。

1人で移動させる事務所は危ない。

 

事務所に所属していないのならば1人での移動も理解できる。

しかし所属アーティストの安全も守らなかったら、いったい何のための事務所なんだろう。

 

ヴィジュアル系バンドもハコだが、彼らは機材の運搬もあるので車か、仲間と帰ることが多い。

それに男性だし、何かあったときは女性の1人よりは対抗できる。

 

それに比べて地下アイドルは、自分の出番が終わると1人で平気で夜道を歩いて帰ったりする。

 

交通の便などの不都合がない限りは全員のライブを見てから帰るようにしていたが、自分の出番が終わるとさっさと帰るアイドルが多かった。

 

なので、帰りは必然的に1人である。

 

ファンとの接触

ファンの中にストーカー気質の人がいれば、出待ちで狙われる

ハコの傾向をつかんだファンは、同じくリハーサルでの入りに待ち伏せするようになる。

 

今回事件になってしまった冨田さんがこのパターンだ。

彼女が1人で先に帰るタイプだったかは不明だが、リハ入りは1人で来た

 

ステージに立っている憧れのあの子が、ステージから降りて自分と同じ目線にいる。

 

応援しているアーティストのプライベート感に喜び、勘違いするファンもいるのだ。

自分にも手が届く存在だ、と。

 

いつしか同じ世界にいると思い込んでしまい、恋愛対象として見るようになる。

行き過ぎると、自分の思い通りに動かないアイドルに憎しみを抱き始める。

 

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殺害予告の比較

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画像出典:http://jin115.com/archives/52166936.html

 

声優アーティストとして活躍している水樹奈々さんは、2回の殺害予告を受けている。

 

1回目は、水樹奈々さんとライブ会場に集まったファンに危害を加えるといった内容。

2回目は、水樹奈々さんを殺すと書かれたもの。

 

冨田さんと水樹さんの違いは、アーティスト側の事務局が動いているかどうかである。

所属者を守る意思の違いが、ここでハッキリと見て取れる。

 

冨田さん側のスタッフは、刺されている間も呆然と見ているだけで誰1人として助けなかったという。

 

水樹さん側のスタッフは、Twitterでの発信を確認した段階ですぐに警察へ出向き、事件が起きる前に犯人の逮捕まで実行している。

 

この違いはとても大きい。

 

水樹さんはファンクラブ事務局がいち早く解決に努め、アーティストが安心して活動できる体制を整えている。

 

しかし冨田さんはストーカー被害を警察に相談するなど、1から10まで本人が動かなければならなかったのに、事件を防げなかった。

 

冨田さんはストーカーにあっているのに、1人でリハへ向かわせている。

 

水樹奈々さんの初めての殺害予告が2008年。

9年前から彼女のファンクラブ運営はとてもしっかりしている。

 

命に関わるときでさえ守ってもらえない事務所になど、所属する意味はあるのだろうか。

 

事務所に所属していなくても、ハコで歌いたいならいくらでも出演できる。

 

冨田さんと同じ待遇なら、水樹さんだって危険な目にあっていたに違いない。

しかし彼女は無傷で生きていて、守られている。

 

納得して活動できる環境を選ぶしかない

2016年3月、この事件が起きる前に、わたしはライブに出演してきた。

今はどこにも所属していないので、当日はもちろん1人行動である。

 

わたしを応援してくれていたのは、みんな常識的で優しい方ばかりだった。

けれど今後、ヤバそうな人が現れないとも限らない。

 

大きくなったアイドル・きちんとした事務所に所属しているアーティストは、事務所の者に送迎されている。

 

良い人ばかりではなく、距離感を間違えたファンもいるのが実情。

送迎もスケジュール管理も、事務所やマネージャーの役目だ。

 

冨田さんに近い環境で活動しているアイドルやアーティストは星の数ほどいる。

今後も活動を続けるならば、事務所はよく選んだ方が身のためだ。

 

刺されてしまってからでは遅い。

 

アイドルやアーティストは虚像でなくてはならない。
ステージから降りてきてはダメなのだ。

 

わたしはそう思う。

 

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